命を守る議席継承必ず/江戸川区(定数5)原純子予定候補(56)新 比例票1万加算を

街頭で訴える原純子都議候補(写真提供:しんぶん赤旗)

東京都議選(6月25日告示、7月4日投票)の江戸川区(定数5)では日本共産党の原純子予定候補(56)=新=が、勇退する河野ゆりえ都議の議席を引き継ごうと奮闘しています。

原氏をはじめ自民、都民ファーストの会、公明、立憲民主党、日本維新の会、無所属の有力8氏の激しいたたかいが予想されます。

原氏の得票目標は3万8000。2019年の参院選、17年の総選挙の比例票からは1万票を超える上乗せが必要です。

得票目標実現へ同地区委員会は、原氏をアピールする8ページだてのパンフレットを初めて20万部作製し、配布しています。

ポスターや街頭などでの宣伝を通じて原氏の顔を知る人が増えてきています。宣伝中に出会った人たちに原氏が名刺を渡すと「ポスターで見た人だ」と、対話が弾みました。

サポーターズ

原氏を応援する市民でつくる「原純子サポーターズ」は、ツイッターで原氏の街かど宣伝などを短い動画付きで投稿しています。「文字だけでなく、声や表情からも原さんの人柄を伝えたい」との思いから始めました。

地区委員会で契約したスマートフォンの支部への貸し出しも始めました。「いつでもどこでも電話で支持拡大ができる」と歓迎されています。

3日の憲法記念日、原氏は駅頭で「コロナ禍で一番大事なのは、憲法を変えることではなく、国民の命を守り、健康で文化的に生きていくための生活を保障する憲法の理念を実現することです」と訴えました。

平和への思い

平和への思いの原点は、原氏の母親の戦争体験です。東京で空襲にあい、20歳で終戦を迎えました。「戦争を再び起こしてはならないと平和運動にとりくんだ母の願いを引き継いでいきたい」と語る原氏に、区民から「9条守れ」の願いが寄せられています。

前回の都議選で2議席から1議席に後退した自民党は、大西英男国土交通省副大臣の次男(現区議)を候補者にし、2議席回復へ保守票の掘り起こしに必死です。

公明党は引退する現職に代わり、区議3期目の新人が立候補。区議会での「実績」を宣伝しています。

維新の会の新人は駅頭宣伝を重ね「コロナ収束まで消費税ゼロ」を訴えています。

志位和夫委員長を弁士に迎えた「東京オンライン演説会(4月21日)」は、区内の100%の支部が視聴。近年活動が十分でなかった党支部で10人が視聴するなどの変化もうまれました。演説会直後には2人を党に迎えました。党と後援会は、演説会を力に行動を飛躍させようと力を注いでいます。

(2021年5月29日付「しんぶん赤旗」より)

タイトルとURLをコピーしました