東京都日野市では日本共産党の清水とし子都議候補が中野昭人、近沢美樹両市議らとともに「今夏の東京五輪を中止し、新型コロナウイルス対策に集中を」と訴えました。
清水氏は、菅政権や小池百合子知事が「安全安心な大会」を繰り返していることを批判。「今必要なことは五輪強行ではなく、感染を封じ込めること。1日10万件の検査能力を活用して、誰でもいつでもPCR検査を受けられるようにすることが必要だ」と強調しました。
清水氏は、コロナ対応の先頭に立っている都立・公社病院の機能を縮小させる独立行政法人化を、自民党・公明党・都民ファーストの会が進めていると告発。自公都政で統廃合された保健所の復活を求めて、都に要請を繰り返していると述べ、「市民が声を上げれば政治は変えられる。何としても都政に送ってほしい」と訴えました。
(2021年5月29日付「しんぶん赤旗」より)