江東区 人柄も雰囲気も伝わる あぜ上都議 動画と連動、ビラが評判

6月25日の東京都議選告示まで1カ月を切り、各地域で支援者らが新しいビラやリーフを片手に対話・支持拡大を活発化させています。
地域で「革命ビラ」として注目されているのが、江東区(定数4)で立候補を予定する日本共産党のあぜ上三和子都議のビラ。裏面に29もの実績を地図上で示し、主要な実績には写真とともにQRコード(二次元バーコード)も掲載。スマートフォンなどの機能を利用してQRコードを読み取ると、あぜ上都議本人が登場する動画で、詳細を見ることができます。

ビラ作成を主導した同党江東区議団長の正保みきお氏は、あぜ上都議の『見える化』を重視。「新しい住民が増えているので、あぜ上さんの活動をもっと広く伝えたく、ビラはいつもより6万枚多い21万枚印刷している。区議22年、都議12年、計34年間地域に寄り添い活躍してきたあぜ上さんの多彩な実績を押し出すだけでなく、人柄もにじみ出るようなものにしたかった」と語ります。
同地区委員会の政策委員会とあぜ上都議らが検討を重ね、文書では表現できない部分を動画で紹介することに決定。印刷会社担当者のアドバイスも受け、街歩き本のような、若者にも親しみやすいデザインに仕上がりました。

自然体の姿を映像で
動画の撮影・編集を担当した元映像ディレクターであぜ上三和子秘書の大滝とおる氏は、飽きずに動画を見てもらえるよう、テンポにこだわったと言います。台本はなく、現場で勝負。すべて本人の言葉で自由に喋ってもらい、自然体のあぜ上都議を映像に収めました。「高齢者からビラの細かい文字は読みにくいなどの意見があり、動画の必要性を感じる。あとは動画をどれだけ拡散できるかが課題」と指摘します。
QRコードの読み取り方が分からない人には、共産党の地域支部の会議などでレクチャー。「動いているあぜ上さんを見ると人柄も雰囲気も伝わり、会ったことがなくても親近感が持てる」「あぜ上さんの活動に感動した」「多くの人に見てもらいたいので、いつもより多くビラを配布した」など大きな反響があり、支部員の活動意欲にも影響を与えています。
あぜ上都議は、「地域密着で活動していることが伝わると思う。今後も困難な状況にある弱い立場の人の声を大切にしていきたいので、都議選で議席を確保しなければ」と意気込みます。

雑誌のような表紙のリーフ
葛飾区(定数4)も同様に、和泉なおみ都議のリーフにQRコードを入れ、和泉都議本人が現場で活動や実績を語る動画と連動させています。表紙は、ファッション雑誌やタウン誌をイメージ。リーフの企画から動画撮影まで手掛けた党葛飾地区委員会の片岡ちとせ氏は、「いわゆる政治家のリーフらしくないものを作りたかった。動画では臨場感を出し、和泉さんが区民に寄り添って活躍していることを伝えられるようにした」と説明。地域から「今回のリーフは今までと違い、隅々まで読んだ」といった声があがるなど、好評です。

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