新婦人 江東支部
新日本婦人の会(新婦人)の東京・江東支部は5月31日、五輪の「学校連携観戦」の計画中止を求める2万7000人のネット署名を江東区長と同教育長あてに提出しました。
署名を提出した保育園児を育てる黒沢悠子さんは「こんなに署名が集まってびっくり。行動しないと後悔すると思って参加しました。国政でも都政でも、子どもの安全確保に責任を果たそうとしない”責任者”に任せて置けない」と話します。
中学生の娘を育てる平野浩子さんは「おとなとして、おかしいと思ったことを声に出す姿を子どもたちに示したかった。こういった行動で人とつながれることを大事にしていきたい」と話します。
同日、観戦を中止する基準▽教職員の現地下見計画▽公共交通機関利用時の感染対策▽熱中症対策ーなど8項目の質問書を提出しました。
ネット署名に先駆けて、江東支部は5月21日に区議会議長に観戦計画中止を求める陳情を提出しています。木村登美江事務局長は「新婦人はフットワークが軽く行政に要望を届ける活動で多くの改善を生んできました。そもそもの五輪中止を訴えていきたい」と話します。
(2021年6月2日付「しんぶん赤旗」より)