日本共産党の、そねはじめ東京都議(北区)は2日の都議会代表質問で、認可保育園増設をめぐり公明党の高倉良生都議(中野区)が行った共産党攻撃に反論しました。
高倉氏は、共産党都議団が2013年9月都議会で提出した保育所用地購入費補助条例案について、「こうしたことを受けて、都が認可保育所増設にかじを切った事実はあるのか」などと質問しました。
そね氏は、同条例案が「認可保育園を増やす上で大きなネックとなっていた士地確保問題の打開策の一端を提案し、一石を投じた」と意義を強調しました。
あわせて、党都議団が独自調査で認可保育園に活用可能な末利用都有地の場所と面積を公表するなど、質問や申し入れを重ね、翌14年7月に、当時の舛添要一知事が都宮・公社住宅の建て替えで生まれる土地30ヘクタール以上を認可保育園整備などに提供する方針を表明した事実などを指摘。
「こうした取り組みが、認可保育園を増やす上で大きな力になったのは明白な事実だ」と述べました。
(「しんぶん赤旗」2021年6月5日付より)