ワクチン接種迅速に/そねはじめ都議が代表質問

質問する、そねはじめ都議(左)=2日、都議会本会議(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党の、そねはじめ東京都議は2日の都識会代表質問で、ワクチン接種を安全、迅速に進めること、無症状感染者を把握するPCR検査を徹底することを提案しました。

そね氏は、医療従事者へのワクチン接種は57万人のうち31万人にとどまっているとして、いつまでに接種を終えるのかただしました。

高齢者の接種で「予約が取れない」「会場が遠い」などの声が出ていることを示し、「区市町村と連携し、正確で分かりやすい情報を提供し、全世代の希望者全員に安全、迅速に行き渡らせることが必要だ」と強調。障害者への合理的配慮も求めました。

そね氏は、共産党の要求を受けて都がPCR検査能力を1日9万7千件に広げたものの、実際の検査件数は1日1万6千件にすぎないと指摘。都が五輸選手に毎日5万~6万件の検査を行うとしたことに触れ、検査能力を都民のために使うよう求めました。

小池百合子知事は「全区市町村で迅速、円滑に接種が進むよう適切に対応する」と答えました。

また、不採算医療の後退につながる都立・公社病院の独立行政法人化を中止するよう迫りました。

(2021年6月4日付「しんぶん赤旗」より)

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