共産党 3人全員当選へ全力
あきる野市議選(定数23)が6日告示(13日投票)されます。日本共産党からは、たばたあずみ(46)、松本ゆき子(69)=以上現=、関口えり子(55)=新=の3氏が立候補を予定し、全員当選で現有3議席の確保を目指します。都議選が目前の同市議選は、各党とも都議選・総選挙の前哨戦として重視。自民党・志清会は9から2議席増の11議席で単独過半数を狙い、共産、公明(現有3)などは現有議席の維持を目指す少数激戦の様相です。
6日告示、13日投票
同市では2019年11月の市長選で自民、公明両党が推す現職候補を破り、共産、立憲、国民の野党市議と市民が推す村木英幸市政を実現。日本共産党と市民が長年にわたって運動してきた市民施策実現に向けての動きが大きく進んでいます。
例えば国民健康保険税は、第2子以降の均等割を半額にし、市長は非核平和都市宣言にも前向きの姿勢を示しています。とくに20年来の市民の悲願ともいうべきコミュニティーバス「るのバス」の増車は、自公の反対で実現してはいませんが、増便を予算化しました。
新型コロナ対策では、共産党市議団の8回にわたる要請もあり、西多摩地域で唯一、市独自の福祉施設でのPCR検査制度が実現(感染発生時に出入り業者を含めて検査が可能)。また、65歳以上の希望者だれもが受けられる無料のPCR検査制度を多摩地域で初めて実施するなど、全都的にも誇るべき先進的施策を実現しています。
さらに、ワクチン接種では感染拡大の危険性が高い高齢者・障害者施設での接種に続き、75歳以上の接種を開始。集団接種会場へのタクシー代補助を実施するなど、スムーズに接種が進む努力がなされています。
開発優先市政の復活狙う自公
共産党は、こうした市民の願いに応える市政をさらに前に進め、「るのバス」の増車や少人数学級の促進、フードバンクへの市としての支援、補聴器の購入補助実現などの公約を掲げています。
一方、自民党志清会は、市民の願いに応える村木市政との対決姿勢を打ち出し、市長攻撃を強めています。コミュニティーバス増便の予算を公明党とともに否決し、市民の願いに公然と背を向ける道理なき立場をあらわにしています。
日本共産党は「新しい市政の推進力である日本共産党の3人全員当選で、開発優先・借金だらけの市政への後戻りを許さず、市民要求実現の市政の流れをさらに前へ進めよう」と呼びかけています。