東京都議選で、日本共産党の伊藤大気候補(墨田区)を勝利させようと、「市民と野党のプラットフォームinすみだ」は5日、区内のスーパー前で宣伝しました。 共産党、立憲民主党ののぼりやプラスターを立て、支援者らがガーベラを手に応援。通行人が次々と伊藤氏に駆け寄り「頑張って」と激励しました。
伊藤氏は、コロナ対策より夏の東京五輪が優先されているとし、「共産党は中止を最後まで貫いていく」と訴えました。友人が高い学費を理由に美術大を退学したことから、運動を広げ、私学助成金などを拡充させたと紹介。「政治を変える力は皆さんの手にある。新しい都政を一緒につくりましょう」と訴えると、拍手がわきました。
ベリーダンサーの渡邉久美さんが応援演説。「菅政権や小池都政は、コロナで苦しむ私たち市民に何をしてくれたのか。ピンチをチャンスに変えて、選挙で私たちの声を届けましょう」と、伊藤氏への支援を呼びかけました。
立憲民主党の木村たけつか・元衆院議員は「伊藤さんには聴く力がある。勝利へ力強く押し上げてほしい」と訴え。同党の区議や秘書らも市民とともに伊藤氏のリーフを配布しました。
演説を聞いていた女性(17)は「政府や都が緊急事態宣言を延長させているのは、やるべきことをやっていないから。大学進学を考えているので、教育費の問題などに取り組んでほしい」と話しました。
(2021年6月8日付「しんぶん赤旗」より)