日本共産党・全都労働者講演会は4日朝、東京都港区の品川駅港南口で、坂井和歌子衆院東京比例候補、野口ひろき都議予定候補(港区)とともに、「今夏の東京五輪は中止し、新型コロナウイルス対策に全力を。都議選・総選挙で共産党を伸ばし政治を変えよう」と訴えました。
坂井氏は「国民の声が政治を動かし、出入国管理法改定案を断念に追い込んだ。医療逼迫(ひっぱく)の中、病床20万床減らし75歳以上高齢者の医療費を2倍にする政治を変えるしかない」と話しました。
野口氏は「世論の圧倒的多数が五輪中止・延期を求めている。五輪を中止し、コロナ禍から国民の命を守る政治を、共産党とともにつくろう。羽田空港新飛行ルートは撤回を」と訴えました。
自治体労働者講演会の代表は「自公政治は医療と公衆衛生を削り、感染症病床や保健所を減らした。保健所職員は過労死ラインの月100時間を超える残業で、心も体も疲れ切っている」と強調。都教職員後援会、公共一般後援会の代表も訴えました。
(2021年6月9日付「しんぶん赤旗」より)