日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は19日、東京都世田谷区で、都議選での里吉ゆみ都議必勝をと訴えました。
田村氏は「今必要なことは感染の波を起こさせないこと。五輪強行で都民の命をリスクにさらす政治を許してはならない」と力説。共産党勝利で、五輪中止と大規模PCR検査、医療体制拡充、事業者らへの十分な補償を実現しようと呼びかけました。
共産党都議団と里吉氏が社会的検査の実施や認可保育園の増設、特別支援学校の施設基準制定へ国を動かすなど多彩な実績を上げてきたと紹介。「要求実現に頑張り抜く共産党と里吉さんを押し上げてほしい」と訴えました。
里吉氏は「五輪中止で感染を抑え込む政治の責任を果たさせるため、三たび都政に送ってほしい。松沢病院など都立・公社病院の独立行政法人化は許さない」と語りました。
「都立松沢病院を充実させる会」の代表も訴えました。
演説を聞いた男性(67)は「認可保育園を増設させた実績について、分かりやすく話してもらえてよかった。『里吉さんは大丈夫』と言われることがあるので、しっかり押し上げるため頑張らねば」と話していました。
(2021年6月20日付「しんぶん赤旗」より)