シルバーパス 拡充約束/日野市区(定数2)清水とし子予定候補(58)新

共闘重ね 現職に挑む

市民と対話する清水とし子予定候補(写真提供:しんぶん赤旗)

日野市区(定数2)では、日本共産党の清水とし子予定候補が市民と野党の共同候補として、自民党、都民ファースト2人の現職に挑む大激戦となっています。

昨年の都議補選に続き、市民と野党の共闘が実現しました。清水氏に、立憲民主党の大河原まさ子衆院議員、社民党の福島みずほ党首・参院議員が期待と応援の声を寄せています。

京王高幡不動駅前で行われた街頭演説では、4月の市長選挙で市民と野党の共同で立候補し、汚職・腐敗の現市政の根を断とうと大健闘した、あるが精一氏(元市議)が、「都民の思いが都政・国政に届いていない。オリンピック中止・コロナ対策が市民の声です。改めさせるには、清水さんを都議会に送り出すことが必要です。いっしょになってがんばります」と訴えました。

市議5期18年

清水氏は、コロナ封じ込めを都政の戦略にしようと訴えています。「ワクチンを市民に行き渡らせ、PCR検査を、いつでもだれでも何度でもできる医療体制を実現させましょう。そのためには、保健所を復活させることが必要です」「営業時間を削られ休業する店や、倒産が相次いでいるなか、菅首相も小池知事もオリンピックにしがみついています。市民による“オリンピック中止陳情”を否決した自公・都民ファにきびしい審判を下しましょう」

子どもがぜんそくになったことをきっかけに、子どもの医療費の無料化に取り組んできた清水氏は、市議5期18年の経験を都政に生かせる即戦力です。シルバーパスをモノレールに適用することや、補聴器購入の補助、ミニバス・ワゴンタクシーの増便、若者への家賃制度などを公約しています。市民の運動で政治を動かすことは必ずできるというのが信条です。

清水氏の訴えに「俺は自民党支持者だが、今の自民党はだめだ。あなたを応援する」という声も出ています。

前回は863票差

前回、都民ファースト、自民党が当選。共産党は863票差で惜敗しました。今回、自民党候補を公明党が推薦し、連合は都民ファースト現職を推薦しています。4月の市長・市議補選で共闘候補が大健闘したことを受け、自民・公明・都ファが「清水落としシフト」を敷いています。

共産党と後援会は、「自公・都ファVS市民と野党の共同候補の清水とし子」の対決構図を鮮明にするため、7000人の後援会員の決起で、連名ポスターの第1党をめざして、800枚の張り出しと、大規模な対話に全力をあげています。

(2021年6月22日付「しんぶん赤旗」より)

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