“五輪より命”心込め/大激戦の世田谷区で里吉都議訴え

演説する里吉都議=22日、東京都世田谷区(写真提供:しんぶん赤旗)

東京都議選(25日告示、7月4日投票)を目前に控え、日本共産党の里吉ゆみ都議(世田谷区)は22日早朝、東急世田谷駅前で演説し、「オリンピックを中止し、コロナ対策に全力で取り組み、暮らしと命を守る都政を」「独立行政法人化を許さず、都立松沢病院を守ります」と力を込めて訴えました。道を行く人からは、「おはようございます」「ご苦労さま」と声がかかり、車内から手を振る姿も見られました。

踏切待ちをしていた人は、「感染症対策がしっかりされていないのにオリンピックをするのは不安」と話しました。

世田谷選挙区は、定数8に有力14人がしのぎを削る大激戦です。自民党をはじめ各候補はこれまでになく宣伝に力を入れています。朝の駅前宣伝は、場所の取り合いになることも多くあります。

根拠のない「里吉さんは大丈夫」という大丈夫論もふりまかれています。

尾中啓司党地区委員長は「支持を広げてほしい」と訴えた人数の倍以上の支持が広がった経験を話し「真剣に心を込めて訴えれば、支持は広がる。『大丈夫論』を克服していきたい」と決意を語っています。

(2021年6月23日付「しんぶん赤旗」より)

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