米軍横田基地(東京都福生市など5市1町)に所属する特殊作戦機CV22オスプレイが山形空港(山形県)に緊急着陸した問題で、日本共産党の宮本徹衆院議員、尾崎あや子都議は16日、防衛省から経過を聞き、「飛行中止を求めるべきだ」とただしました。市毛雅大福生市議、オスプレイ反対東京連絡会の岸本正人事務局長らが同席しました。
防衛省の担当者は「オスプレイ1機が、警告ランプが点灯したため14日午後5時すぎに予防着陸した。何の警告かについて情報はない」と説明しました。
宮本、尾崎両氏らは、オスプレイが過去に緊急着陸や事故を繰り返し、今回の緊急着陸で都と基地周辺5市1町が「安全が確認されるまでオスプレイの飛行中止を」と求めていると指摘。「原因も究明されておらず飛行は許されない」と批判しました。
防衛省側は「飛行停止を求める考えはない」と答えました。
宮本、尾崎両氏らは、米軍が横田基地で14〜25日にオスプレイからのパラシュート降下訓練を行うとしていることを批判。「オスプレイを横田基地と全国から撤去させるべきだ」と求めました。
(2021年6月23日付「しんぶん赤旗」より)