生放送!とことん共産党 / 五輪めぐり“自共対決”

都議選争点 小池書記局長と語る ゲストに和泉候補・谷川衆院東京比例予定候補

(写真)(左から)小池、和泉、谷川、朝岡の各氏

日本共産党のインターネット番組「生放送!とことん共産党」は25日、「東京都議選スペシャル」と題して、日本共産党都議団幹事長の和泉なおみ都議候補、谷川智行衆院東京比例・4区重複予定候補をゲストに、同日告示された東京都議選(7月4日投票)の争点などについて語り合いました。司会は小池晃書記局長と朝岡晶子さん。番組では、共産党の31人の都議候補と中継をつなぎ、決意を聞きました。

小池氏は都議選の告示第一声で、菅義偉首相が「万全の五輪を」と訴え、共産党の志位和夫委員長が「五輪中止を」と訴えたことをあげ、「五輪をめぐって“自共対決”的な選挙になってきている」と指摘。「菅首相は『安全・安心の五輪にする』といっているが、世論調査では国民は全然、『安心』していない。(菅首相は)専門家の意見は全く聞かないし、すでに『安全・安心』という前提が崩れている。中止するしかない」と述べました。

谷川氏は「(コロナは)入院しても、最期の瞬間まで家族と会えずに亡くなっていく。残酷な病気です」と指摘。「コロナにかからなくていい人が、かかるような五輪開催の強行を進めることに怒りを感じる」と訴えました。

和泉氏は、子どもを五輪観戦に“動員”する「学校連携観戦」について「町の中に、怒りがあふれているのを感じる」と指摘。子どもの熱中症の危険にも触れ、「子どもたちの安全・安心の対策がとれていないのに、子どもを動員することに、都民の納得は得られない」と述べました。

小池氏は「共産党が五輪中止を掲げてきた意味はすごく大きい。五輪のパブリックビューイングや学校連携観戦の中止が次々生まれているのも、われわれが危険性を言い続けた結果でもある」と述べました。

さらに、番組では、共産党都議団の役割が話題に。女性が72%の高さを誇る共産党都議団が、理不尽な学校校則や若い女性の性被害対策など多彩な論戦を繰り広げたことも紹介され、和泉氏は「18人いる共産党都議団をさらに増やせれば、もっと都民の暮らしの役に立つ質問をいろんな分野でできる」と力を込めました。小池氏は、自民党、公明党、都民ファーストが今では、都議会で知事提案に100%賛成しているとして、「共産党の議席を伸ばすことができるかどうかが最大の争点だ」と述べました。

(「しんぶん赤旗」2021年6月27日付より)

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