日本共産党の志位和夫委員長は、定数3の北多摩3区(調布・狛江両市)で、田中とも子候補の必勝を熱く訴えました。
志位氏は、田中氏について「都議1期、狛江市議4期、都民の運動と結んで都政を動かしてきた、試されずみの政治家です」と強調。1997年の都議当選時に力を入れていたのが「子どもの医療費の無料化」だとして、3人の子育ての体験に触れながら「生活か、子どもの病院かと選択する親の気持ちが分かりますか」と迫ったことを紹介しました。
志位氏は、当時対象が3歳未満だった都の制度を就学前まで引き上げさせ、今は中学3年生まで無料だとして「田中さんに再び都政で活躍していただいて、18歳までに引き上げよう」と訴え、「定数3の大激戦。田中さんは自民、公明、都ファの3現職候補を猛烈に追い上げています。何としても都議会に押し上げてください」と力を込めると、聴衆は割れんばかりの拍手で応えました。
田中氏は、陥没事故発生前から「外環道工事に対する住民の不安・反対の声を事業者に届けてきた」と述べ、「大型開発優先からケアに手厚い都政に転換させる。自民・公明・都ファに負けるわけにはいかない。もう一回り二回りのご支持で押し上げてください」と訴えました。
(2021年6月29日付「しんぶん赤旗」より)