日付が変わる直前。当選の知らせが入ると、原純子さんは江戸川区の党事務所に集まった支持者らに肩をたたかれ、涙ぐみながら喜びをかみしめました。
定数5を有力8人で争った大激戦。原さんは最後の議席を自民党候補に243票差で勝ち抜き、河野百合恵さんの議席を守りました。
「都立墨東病院の独法化中止」をはじめ、「誰一人取り残さない社会」「あなたから始まる優しい都政へ」と訴えて、区民の共感を広げました。飛び入りで応援スピーチする女性が現れるなど、サポーターの輪も日に日に広がりました。
原さんは「日々、広がりを感じることができた。みなさんに支えられて、楽しくて充実した選挙だった」と語りました。
(2021年7月6日付「しんぶん赤旗」より)