日本共産党東京都議会議員団は16日、東京・新宿駅西口で、先の都議選で新たに当選した4氏を含む19人全員で、東京オリンピックの中止を求めて宣伝しました。
「命が大事 五輪はきっぱり中止に」と書かれた横断幕や「今夏は中止し、コロナ対策に全力を」のプラスターを持ちながらアピール。
都議選で「五輪中止」の判断が示されたことを紹介した「しんぶん赤旗」7月号外を配りながら「このままでは感染者がどんどん増えてしまいます。オリンピックは中止にしましょう」「オリンピックより命優先の都政を一緒につくりましょう」と呼びかけました。
号外を受け取った女性は「本当にねえ、ダメよね」。新宿区在住の女性(72)は「中止中止、絶対」と力を込め、「コロナが拡大するの、わかるじゃない。8月には感染者が2千人以上になるって言われてるし。やってもらいたくない」と話します。
駅利用者や通行人が次々と号外を受け取り、その場で熱心に読む人の姿が見られました。「がんばってください」と激励していく人もいました。
(「しんぶん赤旗」2021年7月17日付より)