市民連合めぐろ・せたがや
東京都の「市民連合めぐろ・せたがや」は2日、日本共産党の里吉ゆみ、立憲民主党の山口拓両都議を招いて、都政を語るオンライン小集会を開きました。
里吉氏は都議選の結果について「私たちも立民も議席を伸ばし、両会派や一人会派を合わせると議会招集権を得た」と強調。新型コロナウイルスの感染急拡大で都民の生活が壊れる一方、国の無策が「生活実態と離れている」と指摘し、事業者や生活困窮者の支援などを進める「臨時会を早く開くよう求めたい」と語りました。
山口氏は、昨年末にコロナ感染で重症化し入院した体験を詳しく紹介。「ワクチン接種をいつまでに受けられるかを示すこと、接種していない人も安心できるPCR検査体制をつくることが必要」と話しました。
参加者から、世田谷区を貫く外環道建設で陥没事故が起きた問題や都財政のあり方などについて質問が相次ぎました。里吉氏は「予定地の地盤を再調査させること、安全性が確認できるまで工事を止めることは多くの会派が一致できるのでは。一致点を追求したい」、山口氏は「国の政策で不要不急な事業は見直していくべきだ」などと語りました。
(「しんぶん赤旗」2021年8月6日付より)