パラ学校観戦 東京2万4000人

子どもの感染が急激に増え保護者から不安の声が広がる中、東京パラリンピックの学校連携観戦が25日から始まり、都内から2万4353人が参加する見込みです。同観戦は9月5日までの予定。

都によると24日午後3時現在、新宿区、渋谷区、杉並区、八王子市の区立・市立学校、119校2万94人と、都立高校6校の489人が参加します。

私立学校は25日午前9時現在、幼稚園16園、中学校3校、高校3校の計22校、3770人が参加を予定しています。

学校連携観戦は18日時点で最大13万8000人が参加予定でしたが、保護者や住民から「感染リスクが大きく中止すべきだ」との声が上がり、中止を決める自治体が相次ぎました。

日本共産党はパラリンピックと学校連携観戦の中止を一貫して要求。19日の都議会臨時会では、あぜ上三和子都議が、都教育委員会臨時会(18日)で参加した委員全員から反対の声が上がったことを紹介し、中止を求めましたが、小池百合子知事は「安全対策を徹底する」と答えるにとどまりました。

(「しんぶん赤旗」2021年8月26日付より)

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