日本共産党の笠井亮衆院議員・東京比例予定候補は11日、東京都杉並区で上保まさたけ衆院東京8区予定候補、原田あきら都議とともに街頭演説し、「総選挙で『何より命、ぶれずに貫く』共産党を比例で伸ばし、破綻した自公政治を代え、命と暮らしを守る野党連合政権をつくろう」と訴えました。
笠井氏は、新型コロナウイルスの感染爆発の中、自公政権が国民に自己責任を押し付け、倒産・失業が急増していると批判。笠井氏が持続化給付金の申請などで500件の相談に応じてきたことを紹介し、「倒産・失業する人をこれ以上出さず、暮らしを応援する政治を。ただちに臨時国会を開け」と訴えました。
笠井氏は、野党4党と市民連合が共通政策で合意したことを強調。「杉並区は原水爆禁止運動発祥の地。私も被爆2世として、核兵器禁止条約に参加する政府をつくるため全力を挙げる」と述べました。
訴えを聞いた同区の60代の女性は「国民の声を聞く耳を持たない菅政権は、もう代え時だ。笠井さんが話した福祉と医療に手厚い政治に変えてほしい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2021年9月12日付より)