保育園など検査増やせ 都議会コロナ特別委

質問する尾崎都議=15日、都議会コロナ対策特別委

都議会コロナ特委 尾崎氏が求める

日本共産党の尾崎あや子東京都議は15日の都議会新型コロナウイルス対策特別委員会で、都民がいつでも誰でも何度でもPCR検査を受けられる対策を求めました。

尾崎氏は、9日の都モニタリング会議でも「検査が必要な都民が速やかに受検できる体制整備が必要」と指摘されたことを強調。認可保育園や学童保育、放課後等デイサービスなどで「定期的な検査実施や、陽性者が1人出たら全体を検査する取り組みが必要だ」と求めました。

都福祉保健局の奈良部瑞枝・少子社会対策部長は、施設で陽性者が判明した場合に「速やかにPCR検査ができる仕組みを検討している」と答えました。

尾崎氏は、事業者の営業自粛は補償とセットにすべきだと強調。7日の同委員会で都が「事業者から『家賃や給与支払いがあり営業せざるを得ない』との声があった」と答弁したことを示し、都の協力金の支給対象を絞り込まず拡充するよう求めました。

産業労働局の米沢鉄平担当部長は「協力金の対象期間は適切だ」と繰り返しました。

尾崎氏はまた、緊急事態宣言の再々延長に伴う補正予算を小池百合子知事が専決したことを批判しました。

(「しんぶん赤旗」2021年9月16日付より)

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