東京 田村副委員長が訴え
日本共産党の田村智子副委員長は18日、総選挙勝利へ向けて、東京都練馬区で街頭から、葛飾区ではオンライン演説会で訴えました。
田村氏は、野党が国会開催を求め続けているのに自公政権が拒否し、この3カ月間国会が開かれずコロナ対策も議論されない異常事態だと指摘。「いま、テレビ中継すべきは自民党総裁選ではなく国会中継だ」「4人の総裁候補は誰も国会を開けと言わない。もう自民党に政治を任せるわけにはいかない」と訴えると「その通りだ」と聴衆が応えました。
田村氏は、総選挙の四つの大争点である、新自由主義を脱却して命を守る政治、気候危機打開、ジェンダー平等実現、憲法9条を生かした平和な日本の実現を訴えました。
気候危機打開については、熱波による山火事も起きており、人間の命が脅かされていると指摘。「資本主義を乗り越える社会をめざす党として共産党が発表した2030戦略に各層から歓迎の声が寄せられている。気候危機に明確な政策を実現する政府をつくろう」「比例は共産党と広げに広げて、共産党躍進で政権交代を実現しよう」と呼びかけました。
練馬区では、とや英津子都議が「都議選での野党前進で都議会も変化している。この力を総選挙に」と訴え。
葛飾区の演説会は和泉なおみ都議が司会。新井杉生衆院東京17区予定候補が「共産党は暴力革命方針を廃止していないというテレビでのデマ発言も野党が批判して撤回させた。党躍進と共闘発展に力を尽くす」と訴え。みずま雪絵区議(無所属)が新井氏を応援。11月投票の区議選で1議席増をめざす共産党6候補が決意表明しました。
(「しんぶん赤旗」2021年9月18日付より)