ジェンダー平等前へ /田村副委員長・池内予定候補ら足立区で訴え

 

訴える(右から)池内氏、田村氏、司会の斉藤まりこ都議、沢田氏=26日、東京都足立区

日本共産党の田村智子副委員長は26日、東京都足立区で総選挙勝利へ向けて、池内さおり衆院東京比例・12区予定候補、沢田しんご衆院東京13区予定候補とともに、訴えました。

田村氏は、コロナ危機のもと、自公政権が昨年約3千の病床を減らし、今年は1万病床を減らそうとしていること、感染が深刻化したこの3カ月国会も開かないことを批判。「国民の声を聞く意思のない政権を続けさせるわけにはいかない。『政党を選ぶ比例は共産党』を合言葉に広げて、政権交代を実現しよう」と訴えました。

「市民の力で社会が動き始めている」として田村氏はジェンダー平等について演説。

“女は黙っていろ”と言わんばかりの発言をした森喜朗氏を要職辞任に追い込んだだけでなく、女性は「家計の補助・補助的な仕事」とされてきた社会そのものを問う動きになっていると語り、「男女賃金格差を是正させよう。誰もが社会の主人公となれる政治に。共産党は女性たちの運動に学び連帯する。ジェンダー平等を前へ」と訴えました。

池内氏は、性暴力被害を告発した女性が攻撃されるなど、社会にさまざまな抑圧があり、それがあきらめにつながっているのではと指摘し、「あきらめを希望に一緒に変えよう」と呼びかけました。

沢田氏は、4割の飲食店が廃業を検討したと紹介。「自己責任でなく、十分な補償が必要だ」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2021年9月27日付より)

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