東京都武蔵野市長選挙が26日告示(10月3日投票)され、現職の松下玲子市長(51)=無所属=が立候補し、コロナ禍だからこそ市民の命、暮らしを守る市政を前に進めよう」と訴えました。日本共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組、武蔵野・生活者ネットワーク、緑の党グリーンズジャパンが松下氏を支持します。
松下候補は第一声で「コロナ禍で市民の命とくらし、人権を守るセーフティネットとして公共の役割の重要性が明らかになった」と強調。統廃合された市の保健所を復活させると訴えました。
松下氏は1期目を務める中で、18歳までの子どもの医療費無償化、待機児ゼロ、高齢者施設・障害者施設の増設などを実現したと紹介。ワクチン接種などコロナ対策に取り組む中で、地域の医師会とも連携していくと語りました。
日本共産党の本間まさよ市議が、松下候補を応援する市議の紹介と決意表明をしました。
立憲民主党の菅直人衆院議員が「本当に医療のことを考えている人が松下さんだ」と応援。都議選で共産党も支援した五十嵐えり都議も応援に立ちました。
市長選は松下氏と、鹿野晃(48)=自民・公明推薦、東京維新の会支援=、元市議の深田貴美子(62)の新人両氏が立候補しました。
(「しんぶん赤旗」2021年9月27日付より)