武蔵野市長選挙 現職の松下氏が勝利/自公推薦に大差

万歳する松下氏(左から3人目)ら=3日、東京都武蔵野市(写真提供:しんぶん赤旗)

東京都武蔵野市長選が3日投開票され、現職の松下玲子氏(51)=日本共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組、武蔵野・生活者ネットワーク、緑の党支持=が3万4096票(得票率59.24%)を獲得し、自民党、公明党、東京維新の会が推す鹿野晃氏(48)=無新=、元市議の深田貴美子氏(62)=無新=に大勝しました。

松下氏の事務所に当選確実の報が流れると歓声が上がりました。

今回初めて松下氏を応援した田原順雄武蔵野医師会長は「市長と歩んでいけば必ず道は開ける。これからも市長と連携して頑張る」、松下氏の確認団体の宮子あずさ代表は「絶対に勝たないといけない選挙だった」と話しました。

松下氏は「コロナ禍で市民の命とくらしを守るとりでとして、公共の役割を果たす」と訴えてきました。当選を受けて「保健所の復活など公約実現に取り組む。次の波に備えて感染対策に取り組む。市民の声を聞いて、住み続けられる市をつくっていく」と語りました。

共産党武蔵野三鷹地区委員会は「市長とともに市政をさらに前に進める」との声明を発表しました。

開票結果は次の通りです。

松下 玲子 51 無現 34,096
鹿野  晃 48 無新 16,430
深田 貴美子 62 無新 7,025

(投票率47.46%)

(「しんぶん赤旗」2021年10月5日付より)

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