子どもの声に耳を傾ける社会へ/坂井和歌子比例予定候補、都内で訴え

上保まさたけ氏(左から)とともに訴える坂井和歌子氏=5日、東京都杉並区(写真提供:しんぶん赤旗)

目前に迫った衆院選挙(19日公示、31日投票)で、日本共産党の坂井和歌子東京比例予定候補は5日、都内2カ所で街頭キャラバン宣伝を行い、党の躍進を訴えました。

杉並区の阿佐ヶ谷駅前での宣伝では、党支部・後援会員が党の政策ポスターなどを掲げてアピール。多くの通行人が宣伝カーの前で足を止め、駅前の広場では、配布されたチラシをじっくり読む人や演説中に拍手を送る人もいました。

坂井氏は、自公政権が全国850カ所以上あった保健所を半減させ、さらにコロナ禍で公立・公的病院の統合を進めていることを批判。子どもの貧困が深刻になっていることにふれ、「対策を民間任せにする今の政治を切り替え、助成の拡充でしっかり支援していく」「子どもの声に耳を傾ける社会を実現したい」と力を込めました。

上保まさたけ東京8区予定候補は、岸田内閣について「自民党の看板を替えるだけでは政治は変わらない。みなさんのご支援で、市民と野党の共闘、そして共闘の要となってきた日本共産党を大きく躍進させてください」と訴えました。

演説を最後まで聞いていた女性(65)は「坂井さんの演説が心にしみた。今の若い人たちは、長期間・低賃金労働で精神的にも余裕がない。子どもの声に耳を傾ける社会をつくるためにも、働く人たちが大事にされる社会を実現してほしい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2021年10月6日付より)

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