「市民連合おおたの会」は14日、東京都大田区の立憲民主党、日本共産党、社民党、新社会党、「フェアな民主主義」と政策協定の調印式を行いました。同会は12日に共産党の谷川智行衆院東京比例・4区重複予定候補を市民と野党の統一候補とすることを決めています。
4区(大田区の大半)では立民の井戸まさえ予定候補が東京15区に回り、同区の共産党候補が立候補を取り下げ、共産・立民の候補一本化が実現しています。
合意した政策は憲法に基づく政治、科学的コロナ対策などとともに大田区の地域要求も盛り込んでいます。
立民の斉藤りえ都議が「手話のできるお医者さんに初めて出会った」と谷川氏を紹介して「谷川さん勝利で私たちの手に政治を取り戻そう」と発言。共産党の山本純平地区委員長が「政策合意、政権協力合意、選挙協力がそろった本気の共闘だ」と述べました。
谷川氏は、井戸氏への敬意と感謝を表明し、「共闘を望むみなさんの努力の積み重ねが国会解散の日に実った。命を軽んじる自公政権を続けさせるわけにはいかない。絶対に勝利する」と決意表明。
各党の都議、区議も参加。「政権交代」のプラカードを掲げてアピールしました。
(「しんぶん赤旗」2021年10月16日付より)