20日、日本共産党の池内さおり東京12区・比例候補の応援に駆け付けた、文科省元事務次官の前川喜平氏の訴えを紹介します。
自公政権か、共通政策を持つ野党4党の政権か、その政権選択が迫られるのが今回の選挙です。政権交代する受け皿がちゃんとできている。この選挙は政権を交代させられるチャンスなんです。
なぜ文科省の役人だった私が共産党の応援に来るのか。それは今の政権があまりにも腐っているからです。このままにしておけないと確信しているからです。
今回共産党が政権交代、連合政権をつくろうと訴えている。現役時代は共産党とたたかっていました。しかしこの政権をかえるためには、共産党が加わった連合政権しかあり得ない。
野党共通政策は自公政権にはできないことばかり。脱原発の姿勢もはっきりしています。気候危機の下、脱炭素も待ったなし。自公政権ではそれができない。大企業と富裕層のための政権だからです。
憲法違反の安保法制をつくった安倍元首相に牛耳られているのが今の自公政権です。集団的自衛権の下で米国と一緒に戦争する国にしてはいけない。核保有国との橋渡しをするのであれば、核は悪だという側に立たなければならない。
この選挙は憲法を守り国民の命を守る政治か、憲法をないがしろにして国民を無視する政治かの選択です。池内さおりさんに投票することは、国民や平和のために尽くす政治を行う政府をつくることです。
(「しんぶん赤旗」2021年10月22日付より)