政治変え「痴漢ゼロ」に 坂井和歌子候補と米倉都議が訴え

党のジェンダー政策を訴える坂井比例候補(右)と米倉都議=22日、東京都中野区(写真提供「しんぶん赤旗」)

日本共産党の坂井和歌子衆院東京比例候補と米倉春奈都議は22日、東京都中野区でジェンダー平等社会に向けた党の取り組みや政策を紹介し、総選挙での躍進を訴えました。

米倉氏は、昨年党が行った痴漢被害の実態調査を基に質問し、都議会で初めて痴漢問題が取り上げられたと紹介。坂井氏は、初めて被害を受けた年齢は18歳以下が71%に上り、「子どもや未成年がターゲットとなっている。政治の場で対策を行わなければならない」とし、国による実態調査や相談窓口の充実などを訴えました。

両氏は、▽男女賃金格差の是正▽選択的夫婦別姓や同性婚の実現▽リプロ(性と生殖)の権利の視点に立った政治の実現―など総選挙での党のジェンダー政策を紹介。坂井氏は、候補者の半分が女性だとし「ジェンダー平等、誰もが尊重される社会を実現したい。一緒にカラフルな政治をつくりましょう」と訴えました。

雨の中、多くの人が足を止め、通りすがりの若者や学生が注目しました。

看護師の女性(24)は「賃金が低く、夜勤に入らないと生活できない状況がある。ケア労働者の処遇改善をしてほしい。応援しています」と話しました。

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