新宿駅前で小池書記局長と当選した笠井、宮本両氏が街頭演説

公約実現へ決意

選挙の結果を報告し、決意を述べる(右から)笠井亮、小池晃、宮本徹の各氏。左端は司会の吉良よし子氏=1日、東京都新宿区

総選挙の結果を受け、日本共産党の小池晃書記局長は1日、東京・新宿駅前で、比例東京ブロックで当選した笠井亮、宮本徹両氏とともに街頭演説し、2議席獲得に感謝を表明し、「引き続きこの国の政治を変えるために、みなさんと力を合わせて頑張ります」と述べました。

小池氏は、全国で比例代表が9議席の獲得にとどまったことについて、「残念な結果ですが、この議席で全力をあげ、みなさんの願いを実現するために“共産党ここにあり”という論戦を繰り広げていく決意です」と語りました。その上で、東京では前回総選挙時比で比例の得票数が5万2千票増、得票率は8ポイント増になったと指摘し、「都議選などでも野党共闘に共産党が力を注いできたことに共感していただいた」と述べました。

野党統一候補が自民党の有力議員を倒した成果などに触れ、「野党の候補者の一本化が全国で接戦の状態をつくり出し、一定の効果があったことは間違いない」と強調。「自公政治を終わらせ、新しい政治を実現するためには市民と野党の共闘の他にはありません。チャレンジを続けていきます」と表明しました。

小池氏は、コロナから命・暮らしを守る政治への転換、新しい日本をつくる四つのチェンジ(新自由主義からの転換、気候危機打開、ジェンダー平等、憲法9条を生かした平和外交)を紹介し、「約束をした公約の実現のために国会で全力をあげます」と決意を語りました。

笠井氏は、選挙戦の中で気候危機打開への熱い期待に触れたとして、「脱炭素、原発ゼロを実現します。省エネ、再エネを進める新しい日本をつくるために力を尽くします」と述べました。

宮本氏は、コロナ禍で苦境に陥る人たちの切実な声を聞いてきたと強調。若い世代からのジェンダー平等を求める声などにも応えてきたとして、「新しい希望が持てる政治をつくっていく決意です」と力を込めました。

(「しんぶん赤旗」2021年11月2日付より)


icon-arrow-circle-right 両議員の訴えはこちらから(笠井亮衆院議員宮本徹衆院議員

タイトルとURLをコピーしました