市民と野党の共同候補として衆院東京12区でたたかった日本共産党の池内さおり氏は、政権総がかりの公明党候補(自民党推薦)、日本維新の会候補と大激戦を繰り広げ、7万1948票(得票率28.41%)を獲得、健闘しましたが及びませんでした。
自公候補が10万1020票(同39.88%)で当選。維新は8万323票(同31.71%)でした。
結果を受け池内氏は10月31日夜、事務所で支援者に感謝をのべ、「新しい政権をつくろうと市民と野党が力を合わせ頑張った日々は必ず未来に生きる」と強調。ジェンダー平等社会実現、女性への暴力根絶の訴えには日々共感が大きくなったとし、「この流れを止めることはできない」とのべて、公約実現へ全力をつくすとのべました。
1日朝はJR赤羽駅前(東京都北区)で曽根はじめ党都議や党北区議と報告に立ちました。
岸田文雄政権は、自公候補を「連立の要」とする首相を先頭に、現職閣僚や党3役が連日、的外れな野党共闘攻撃を展開。公明・創価学会は根も葉もない反共攻撃を街頭やロコミでばらまき、全国から大量動員された運動員が支持拡大に歩いて複数の店舗が「選挙のお願いお断り」の張り紙を出す異常さでした。
維新は「自公でも共産でもない第3の選択」を掲げ、政権批判票を取り込みました。
(「しんぶん赤旗」2021年11月2日付より)