小池書記局長が訴え
日本共産党の小池晃書記局長・参院議員は4日、7日投票の葛飾区長選・区議選の応援に駆け付け、区長選で前無所属区議の、うめだ信利候補=無新、共産党が自主支援=、区議選で三小田准一、中村しんご、中江秀夫、木村ひでこ=以上現=、樋口まこと、片岡ちとせ=以上新=の6候補の勝利を訴えました。
小池氏は、今回の選挙が葛飾区政のゆがみをただす選挙であると同時に「東京で総選挙後の初めての大きな選挙が葛飾の選挙。総選挙の課題は共産党の議席が伸びるように力をつけることだ。共産党を大きくする第一歩として5人の区議団を6人に伸ばしてほしい」と呼びかけました。
小池氏は、選挙の最大の争点は、現区長と自民・公明がまだ使える区役所を660億円もかけて立石駅北口の再開発ビルに移転・建て替えようとしていることだと指摘。建て替えを中止し、ワクチンと一体の大規模検査、支援金の拡充、保健所体制の抜本強化などコロナ対策に集中するとともに、小中学校プール廃止を撤回して子どもに冷たい区政を転換しようと語りました。
小池氏は、党区議団が15回も区に要請し、論戦する中で、PCR検査の値下げ・拡充や国や都の協力金へ独自の上乗せなどを実現してきたと紹介。「区役所建て替えの自公か、移転を中止しコロナ対策を進める共産党かのたたかいだ」と訴えました。
中江候補は「区は改築する学校のプールを勝手に廃止しようとしている。区役所建て替えは中止し、区民のくらしに寄り添う区政に」と呼びかけました。
演説を聞いたイラストレーターの女性(40代)は「子どもの未来を守る政治をする人に区政を任せたい。プールはなくさないで」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2021年11月5日付より)
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