総選挙結果 文通費 党名…
日本共産党の山添拓参院議員と、総選挙を候補者としてたたかった谷川智行、坂井和歌子両氏が21日、東京都大田区の蒲田駅前で「なんでも街頭トーク」を行いました。主催は党大田地区委員会。
総選挙結果を振り返る中で、市民と野党の統一候補だった谷川氏は、東京4区で議席を争った自民現職が「野党共闘は脅威」と語ったことを紹介。「この道にこそ希望がある」と述べ、共闘発展に奮闘したいと話しました。
文書通信交通滞在費(文通費)の問題では、日本共産党が約30年前から抜本見直しを主張していること、政党助成金こそ廃止すべきだと語り合いました。
時間がたつにつれて人垣が膨らみ、「いつ給付金をもらえるのか」「大学生の子どもが奨学金500万円を借金。学生の現状をどう思うか」「持続可能な開発目標(SDGs)への考え方は?」など多彩な質問が次々寄せられ、3氏が自らの思いを交えて答えました。
「党名を変えてほしい」「共産主義を分かりやすく教えて」との質問に、谷川氏は「資本主義は永遠ではない。私たちの未来への思いがギュッと詰まった名前。それを伝える努力こそ必要だと思っている」と話しました。
山添氏は、社会主義や共産主義を一言で説明するなら「私は労働時間の短縮にあると思う。個人の自由な時間をどれだけ増やすのかがめざす究極の目標だ」と語りました。
最後に、山添氏は「憲法が掲げる国民の権利をいかに充実させるかが政治に問われている」と来年の参院選への決意を述べました。
(「しんぶん赤旗」2021年11月22日付より)
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