東京都がIR(カジノを中核とする統合型リゾート)関連文書の情報公開で「黒塗り」をこっそり白塗りに変更していた問題を報じた「しんぶん赤旗」23日付が反響を呼んでいます。
『女性自身』は25日、ウェブ配信記事で「非公開部分を黒塗りから”白塗り”で公約実現…小池都政に『舐(な)めすぎ』と大ブーイング」の見出し、J-CASTニュースも同日、本紙記事を紹介しました。
『女性自身』は、小池百合子都知事が創設した都民ファーストの会が公式サイトに掲載した「公約の進捗(しんちょく)」(5月26日公表)で、「『のり弁』をやめます」の項目は「実現」したとしていることを批判しました。
臨海部開発問題を考える都民連絡会の矢野政昭世話人は「都がのり弁だらけの文書を白塗りでごまかすのは姑息(こそく)だ」と批判しました。
都が情報公開要綱を改定したことについて、都生活文化局の担当課は「条例ではなく内規なので、議会には説明していない」としています。
(「しんぶん赤旗」2021年11月27日付より)
該当の記事はこちら「黒塗り批判で今度は白塗り」