東京都委員会が記者会見
日本共産党東京都委員会は29日、来年夏の参院選東京選挙区(改選数6)に現職の山添拓氏(37)を擁立すると発表しました。
都庁で行った記者会見で山添氏は「2016年参院選で『若い世代の力で政治を変えよう』『高学費やブラックな働き方を変えよう』と訴え、多くの方から注目をいただいた」と振り返りました。
新型コロナの中、働く世代や自営業、フリーランス、文化芸術関係者が運動し、気候危機打開やジェンダー平等を求めて若い世代も声を上げていることに触れ、「今度の選挙でも、多くの若い仲間とともに政治を変える一翼を担いたい」と述べました。
国会論戦と国会外・SNSの世論・運動が結びついて検察庁法改定案を廃案に追い込んだのは「私にとっても大きな財産」と強調。「国政の課題を明らかにし、怒りや変えたいという思いを共有できる論戦に、引き続き取り組みたい。参院で改憲勢力3分の2を許さず、野党共闘勢力を大きくして、次の総選挙で政権交代につなげたい」と表明しました。
比例代表で東京都・南関東を活動地域とする田村智子副委員長は「山添さんの、理知的で綿密な調査に基づき相手を追い詰める質問は、動画を見てファンになる人がいるほど。国会議員団になくてはならない論戦の柱の一人。私も比例で3期目を目指し、ともに頑張る」と強調。田辺良彦都委員長は「比例で田村さんはじめ5議席を実現し、東京では山添さんの議席を絶対確保するため全力を尽くす」と述べました。
早稲田大学大学院法務研究科修了。党常任幹部会委員、参院国会対策副委員長、政策委員会副委員長、ジェンダー平等委員会副責任者。弁護士。参院議員1期。
(「しんぶん赤旗」2021年11月30日付より)