入試に全国から来京
日本共産党東京都議団(大山とも子団長、19人)は13日、受験シーズンの痴漢加害を防ぎ、被害者を救済するため対策を強化するよう小池百合子都知事宛てに申し入れました。
申し入れで池川友一政策調査副会長は「受験生を狙った痴漢行為をあおる悪質な投稿が、インターネット上で行われている」として、「東京は全国から最も多くの受験生が訪れる。都が痴漢加害を防止する行動を起こすことは極めて重要だ」と強調しました。
▽痴漢加害を抑止する公共交通機関の対策を強化する▽痴漢被害が生じた場合に迅速に対応し、試験開始に遅刻せざるを得なくなった状況の証明書を発行する▽痴漢被害で大学入学共通テストや都立大学入試に遅刻した場合は救済措置があることを周知する▽中学、高校、大学でも救済措置を取るよう働きかける―ことなどを求めました。
防止放送実施を回答都交通局の市川雅明電車部長は、被害者が申し出づらい共通テストの時期に加害を呼びかけるのは「卑劣で許されない行為だと改めて強く認識した」と回答。電車内での放送の他、駅構内では5~10分ごとに加害防止の呼びかけを始めたことを明らかにし、具体的対応は検討すると答えました。
(「しんぶん赤旗」2022年1月11日付より)
受験シーズンにおける痴漢加害の防止と被害者の救済に関する申し入れ | 日本共産党東京都議会議員団 https://t.co/Fliq7t417Z
— 日本共産党東京都議会議員団 (@jcptogidan) January 13, 2022