テレビ・ラジオ部
じつは、日刊紙の最終面にテレビ・ラジオの番組表と番組解説をまとめて掲載しているのは、「しんぶん赤旗」が他紙に先がけて実施したものです。毎朝、通信社から配信される約50本の番組解説のなかから、8本程度を選んで編集し、掲載しています。通信社の配信がなくても、これはぜひ紹介したいという番組があれば、独自に解説記事を作成しています。
読者の「この番組のことを知ったのは日刊紙のテレビ・ラジオ欄。紹介がうれしいですね。いつも得した気分で見ています」(大分県佐伯市・女性)といった声には、いつも励まされています。
最終面のほか、水~日曜日の第2社会面の第2ラテ欄、月曜日のテレビ・ラジオ特集(月特)も制作。詩人やライターなどに、事前にドラマなどを視聴して執筆していただく「試写室」は、他紙と比べて内容が豊かだと評価されています。日曜日付の第2ラテ欄では、「演芸」「トーク」「ラジオ」のコーナーを開設、1週間の番組を掲載していますが、NHKの「ラジオ深夜便」の内容を詳しく紹介、ラジオファンから歓迎されています。
映画好きな方には、第2ラテ欄金曜日付の「映画の窓」、月1回の「おすすめ民放シネマ」が好評。
政権によるメディアへの介入、支配が強まる中、コラム「レーダー」でメディアのあり方についてチェックしています。(藤沢忠明)
(「しんぶん赤旗」2022年1月18日付より)