コロナ・党名・外交 多彩なテーマで
日本共産党の山添拓参院議員・東京選挙区予定候補は1月29日、東京都西東京市で街角トークを行い、「アメリカいいなり、大企業中心を正す共産党の議席を伸ばしてほしい」と訴えました。山添氏は歴代自民・公明政権が憲法改悪を狙ってきたのに対し、憲法を生かす議席が必要だと強調。「弁護士として原発事故被害者や過労死など働く人の命と暮らしを守る仕事をしてきた。国政でこそ、一人ひとりに寄り添う政治を目指して頑張らねばと感じている」と話しました。
寄せられた質問に山添氏が一つ一つ丁寧に答えていました。「新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大にどう対応したらよいか」との質問に「岸田政権の対応は場当たり的。感染を抑え込む医療体制の構築と、事業者に営業自粛を求めるなら持続化給付金や家賃支援給付金など補償が必要」と語りました。
「共産党の党名を変えたら」という声には「格差拡大や気候危機の深刻化など、資本主義では解決が難しい問題を解決するのが資本主義。その理念をもつのが共産党」としたうえで、「自由を抑圧する中国は社会主義・共産主義ではない」と強調しました。
「外交で平和を守れるのか」という質問には、「岸田政権による敵基地攻撃能力の検討は、軍拡戦争になるだけ」と述べ、外交で国際問題の解決を図る立場を示しました。
トークを聞いた武蔵野市の男性(52)は「山添議員が生活の問題を根っこまで掘り下げて話してくれるのは分かりやすく、信頼できる」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2022年2月2日付より)