町田市長・市議選 小池氏が街頭演説
13日告示(20日投票)の東京都町田市長選・市議選で、日本共産党の小池晃書記局長・参院議員は6日、町田駅前に駆け付け、清原おさむ市長予定候補=共産党、立憲民主党、社民党、生活者ネット、れいわ新選組、緑の党推薦=、とのむら健一、細野りゅう子、佐々木とも子、田中美穂=以上現=、大野まこと=新=の5人の党市議予定候補の全員勝利へ力を込めて訴えました。
小池氏は、市長選は市民と野党の代表の清原氏と、自公政治と補完勢力の3候補の対決であり「古い政治の流れか、新しい市民の代表を選ぶかだ」と呼びかけました。
「市長・市議選の大争点は、小中学校の3分の1を廃校する計画の中止・見直しだ」と強調した小池氏。議会では自民、公明が推進し、存続を求める請願に共産党と他1人以外が全員反対したと指摘し「共産党の5人全員勝利は、学校つぶしをやめさせる決定打だ。市長は、計画見直しを公約する清原氏を」と訴えました。
小池氏は、市議団が温かい中学校全員給食やPCR検査センターの設置などを実現したと紹介。「共産党を5議席に増やせば、もっと市民のくらしに役立てる。ワクチン接種の迅速化、国民健康保険税の値上げ中止、補聴器の購入補助などを実現しよう」と語りました。
小池氏は、岸田政権はコロナが急拡大する中、ワクチン接種や検査も後手後手に回り、医療のひっ迫や困窮する労働者・中小業者へのまともな対策がない一方で、軍拡と改憲に進んでいると批判。「命もくらしも守れない政治を、市民と野党の共同で町田から変えよう」と訴えました。
清原氏は「市民の声を聞く開かれた市政に変える。高度医療施設を実現し、コロナから市民の命と健康を守る」と訴えました。
とのむら市議団長は「学校統廃合で子どもたちを悲しませるわけにはいかない。大型開発でなく、学校と図書館にお金をかける市政に変える」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2022年2月7日付より)