小中学校 統廃合中止を / 町田市長・市議選 田村副委員長が応援

清原氏と党5候補の勝利で

「はてな」リーフを示して訴える田村副委員長(前列右端)と、(左から)大野、田中、清原、佐々木、細野、とのむら各候補=16日、東京都町田市

大激戦の市長・市議選が20日投票される東京都町田市で16日、日本共産党の田村智子副委員長・参院議員を迎えた街頭演説が行われました。

共産党の、とのむら健一、細野りゅう子、佐々木とも子、田中美穂(以上現)、大野まこと(新)の5市議候補と、野党6党・会派が推薦する清原おさむ市長候補が勢ぞろいし訴えました。

田村氏は、石阪丈一市長と自民、公明などが進める、市内の3分の1の小中学校統廃合をやめさせるかどうかが選挙の大争点だと強調。存続を求める請願を議論した市議会で、「統廃合で通学時間はどうなるのか」「地域への影響はどうなるのか」という共産党市議の質問にまともな答弁もなかったこと、こうした論戦と反対運動の力で選挙では自民や維新の候補も選挙では「見直し」を言わざるを得なくなったことを紹介しました。

田村氏は統廃合計画の背景に自公政権による公共施設の「ダウンサイジング(縮小)」方針があること、その急先鋒(せんぽう)が維新の会であることを指摘。「共産党の5市議候補当選と清原氏勝利で学校統廃合計画中止を実現しよう」と訴えました。

清原氏は「市民の声が届く、開かれた市政を取り戻す」、共産党の5市議候補は、温かい中学校全員給食などの実績を示し「4から5議席に伸ばして」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2022年2月17日付より)

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