学校統廃合させぬ
市議選
20日投開票された東京都町田市議選(定数36、立候補49人)で、日本共産党は計1万6545票(得票率11.14%)を獲得し、殿村健一(67)、細野龍子(67)、佐々木智子(66)、田中美穂(39)の現職4氏が当選し、現有4議席を確保しました。
新人の大野誠氏(57)は121票差で次点となり、及びませんでした。
得票数は合計で1万6545票(得票率11.14%)でした。
市議候補の5氏は市議選で、現市政が進める小中学校の3分の1を廃止する計画の中止、コロナ対策の拡充、補聴器購入補助制度の実現などを訴えました。
選挙結果を受けて共産党町田地区委員会は「共産党の訴えに市民の共感が集まり、他党の候補も言い訳に回るなど、党の役割を発揮した。共産党への疑問に答える『はてな』リーフも党への理解を広げるうえで大きな役割を果たした」と強調。「市民から寄せられた『学校統廃合は見直してほしい』などの願いにこたえ、公約実現に力を尽くすと主に、参院選での野党共闘の前進と、共産党の躍進に全力を挙げる」との声明を出しました。
町田市議選の結果詳報は次の通り。
◆東京都町田市 36-49
当 田中 美穂 39現 4537票 6位
当 殿村 健一 67現 3731票 10位
当 細野 龍子 67現 3230票 19位
当 佐々木智子 66現 2947票 24位
大野 誠 57新 2100票 37位
▽共4(前回4) 自10(12) 公6(6) 立3(2) 維2(0) 都ファ1(1) ネット1(1) 諸0(1) 無9(8)、議席占有率11.11%(同)
(投票率42.52%)
清原氏 決意新たに
市長選
東京都町田市長選が20日投開票され、建築士で市民と野党の共同候補の清原理氏(63)=無新、日本共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組、生活者ネット、緑の党推薦=が2万2780票(得票率15.36%)を獲得し、奮闘しましたが及びませんでした。
当選は無所属現職の石阪丈一氏(74)。
清原理氏は、結果を受けて「市政を市民の手にとりもどすために、今後も取り組んでいきたい」と語りました。
町田市長選の結果詳報は次の通り。
当 石阪 丈一 74無現 53323票
吉原 修 66無新 36632票
奥澤 高広 39維新 31011票
清原 理 63無新 22780票
黒川 敦彦 43諸新 3204票
宮井 宏直 48無新 1314票
(投票率42.51%)