日本共産党東京都委員会と豊島地区委員会は11日、豊島区の池袋駅前で山添拓参院議員らとともに「ロシアはウクライナ侵略を直ちにやめよ。日本政府は憲法9条を守り、生かした外交を」と訴え、募金・署名行動に取り組みました。
山添氏は、ロシアが原発を攻撃したことに触れ「今日、3月11日は東日本大震災、福島原発事故が起こった日だ。今も生業(なりわい)を失い苦しんでいる人が大勢いる。唯一の戦争被爆国で、福島原発事故を経験した国として、絶対に許せない」と強調。「必要なのは、核共有や軍拡ではなく、圧倒的な国際世論を広げて、プーチン大統領を包囲することだ」と訴えました。
米倉春奈都議は「都議会はウクライナ侵略を非難する決議を全会一致で可決した。憲法9条を持つ日本が平和の世論と連帯を広げる役割を果たす時だ。共産党もその先頭に立つ」と語りました。
渡辺くみ子区議らも訴え。参加者は東日本大震災の発生時間に黙とうしました。
同区の男性(85)は「自分は小学3年生で終戦を迎えた。戦争のつらさはわかる。プーチンの行いは何を言っても正当化できない」と募金に応じました。
(「しんぶん赤旗」2022年3月12日付より)