3日投票の東京都清瀬市長選で、市民と野党の共同候補の池田いづみ氏(74)=無新=は1日、元文部科学事務次官の前川喜平氏や日本共産党、立憲民主党などの議員らとともに「市民の声を聞かない市政を、市民に耳を傾ける市政に変えよう」と訴えました。
池田氏は、現市政が進める小学校統廃合計画を「子ども、教師、地域住民の声を聞いて見直すべきだ」と強調し、「市民と徹底的に対話する市政に変える」と語りました。
前川氏は「池田氏はDV被害者支援や子ども食堂にも取り組み、子供や女性の声を拾い上げてきた。池田氏を市長にして市民の声を聞く市をつくっていけば、日本の政治も変わる」と述べました。
共産党の原のり子都議、立憲民主党の藤田雅美東村山市議、社民党の伊地知恭子多摩市議、緑の党の橋本久雄小平市議も池田氏を応援しました。
市長選は池田氏と、渋谷桂司氏(48)=無新、自民党、公明党推薦=の一騎打ちです。
市議補選あす投票 藤本候補が全力
清瀬市議補選も3日投票を迎えます。定数2に対して3人が立候補。日本共産党の藤本いせ子候補(72)=新=が党の現有5議席からの前進を目指しています。自民党推薦の新人2人とのたたかいです。
(「しんぶん赤旗」2022年4月2日付より)