誰一人取り残さない 多摩市長選4選の阿部氏

東京都多摩市長選は10日投開票され、広範な市民に推され日本共産党も応援した現職の阿部裕行氏(66)=無所属=は2万9980票(得票率58・06%)を獲得し、東京維新の会推薦の元市議ら2氏を破り、4期目の当選を果たしました。

 阿部氏は▽新型コロナウイルス対策▽貧困と格差のないジェンダー平等の市政▽高齢者・子ども・若者の支援▽二酸化炭素排出実質ゼロ▽市民合意の市政―などを掲げました。都多摩市長選は10日投開票され、広範な市民に推され日本共産党も応援した現職の阿部裕行氏(66)=無所属=は2万9980票(得票率58・06%)を獲得し、東京維新の会推薦の元市議ら2氏を破り、4期目の当選を果たしました。

 阿部氏は▽新型コロナウイルス対策▽貧困と格差のないジェンダー平等の市政▽高齢者・子ども・若者の支援▽二酸化炭素排出実質ゼロ▽市民合意の市政―などを掲げました。


4選を果たして市民の拍手に応える阿部氏=10日、東京都多摩市

東京都多摩市長選(10日投開票)の結果が判明した同日夜、東京維新の会推薦候補を破って4期目の当選を果たした阿部裕行氏(66)=無所属、日本共産党が応援=は、市内の事務所で「誰一人取り残さない街づくりを、市民の合意形成を大切にして進めていく」と語りました。

阿部氏は市民の応援に謝意を表明。新型コロナウイルス対策でワクチン3回目接種とともに、外出できず虚弱化すう高齢者の介護予防や、子どもの運動力低下対策に取り組むと述べました。

ロシアのウクライナ侵略をやるよう求めるとともに、ロシアへの経済制裁で市民の経済活動に影響が出るとして「市民の暮らしと命を守る」と語りました。二酸化炭素排出実質ゼロの街づくりを進めるとしました。

(「しんぶん赤旗」2022年4月12日付より)

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