日本共産党の山添拓参院議員は22日、東京都新宿区の高田馬場駅前で、地域の青年や後援会員とともに街頭演説し「コロナ禍で市民と結んで政治を動かした。比例代表で日本共産党を伸ばし、東京でわたしを国会に押し上げ、憲法を生かした希望ある政治をつくろう」と訴えました。
山添氏は「物価の上昇に対し、緊急の経済対策が必要だ。所得の低いひとほど負担が重い消費税を5%に引き下げて不公平な税制を正そう」と強調。「共産党はこの間膨らんだ大企業への内部留保への課税を提案している。生まれた財源で、中小企業で最低賃金自由1500円以上への賃上げを実現しよう。企業・団体献金を受け取らない共産党だから公正な経済政策を実現できる」と訴えました。
山添氏の応援に立った男性(25)は「ウクライナでは、空想だと思っていた話が現実になっている。戦争に反対する共産党を応援したい。友人は政治が身近な生活から離れているといっていた。自分がすべきことは、良く学んで周りに伝え、政治と市民の距離を近づけることだと思う」と語りました。
早稲田大学で政治学を研究する留学生は「志位委員長の本を読んだが、とても面白い。共産党の話をもっと聞きたい」と山添氏に話しました。
(「しんぶん赤旗」2022年4月23日付より)