急遽、具体化した「物価高騰からくらしを守れ」の街頭宣伝(24日)、東京・板橋区の大山駅前に、地元の党と講演会のみなさんが、選挙本番のように集まってくださり驚き感激しました。
ウクライナ侵略戦争の影響だけでなく、円安が止まらず原油・穀物など輸入品のさらなる値上げが危惧されるのに、岸田政権はまともな補正予算を出そうとしていません。消費税減税も年金引き下げ中止も「きっぱり」拒否しています。暮らしを守るつもりがあるのか、日本の経済をどうするつもりなのか、街頭での演説に思わず力が入ります。大きくうなずき、拍手するみなさんにも、もうこんな政治を変えなければという熱を感じます。
街宣のあと、宮本徹衆院議員とともに、豊島・文教民主商工会を訪ね、定食者さん、クリーニング店、すし屋さん、喫茶店で実情の聞き取り。「これまで消費税増税されても価格を抑えてがんばってきたが、もう限界」と、値上げに踏み切っていることがわかります。
それだけ消費税分をかぶってきたのが小売店の実態でもあります。「消費税がね…」、苦々しい声と表情に、この税金の特別の残酷さがにじみ出ます。
消費税を減税せよ!
物価高から暮らしを守れ!政府と与党に突き刺さる声をとともにあげましょう。
(「しんぶん赤旗」2022年4月27日付より)