氷塊が見つかったテニスコートを視察する山添氏＝6日、東京都渋谷区
羽田空港の新飛行ルート直下にある東京都渋谷区のテニスコートで氷塊が落ちているのが見つかった問題で、日本共産党の山添拓参院議員・東京選挙区候補は６日、現地を調査しました。
この問題は３月１３日、区役所に「小石大の氷塊が落下した」との通報が寄せられたもの。国土交通省は「飛行機から落ちた可能性は極めて低い」としながらも、山添氏の聞き取りに対し、可能性が「ゼロではない」と認めています。
現地のテニスコートを視察した山添氏に、案内した住民は「飛行機以外から氷塊が落ちてくる場所は、この付近にはない」「国交省は『テニスコートは新ルートから３５０メートル離れている』と言うが、飛行機は頭上を飛んでいる」と訴え。山添氏らは、飛行機が主脚を出して羽田空港に向け降下していく様子を確認しました。
山添氏は視察後、「氷塊が飛行機から落ちた可能性は十分ある。『新ルートから３５０メートル離れている』という国交省の説明も、飛行機からの落下を否定する根拠にはならない。付近の人や住宅に落ちれば、重大な事故につながりかねない。国会でも厳しく追及したい」と話しました。
（「しんぶん赤旗」2022年5月7日付より）
3月に航空機からとみられる氷塊が落下した渋谷区内のテニスコートを視察しました。
直径5センチほどの氷塊は、二番コートと三番コートの間のあたりに3～4個落ちたといいます。
視察中も航空機がコート上空を通りました。羽田新飛行ルートはやめるべきです。 pic.twitter.com/tzwvyWCKY5— 山添 拓 事務所 (@yamazoejimusyo) May 6, 2022
