日本共産党の田村智子副委員長・参院議員・比例候補は7日、山添拓参院議員・東京選挙区候補とともに都内の新宿、台東、大田の各区を駆け巡り、「反戦平和を貫き、暮らしに希望が持てる日本への転換を訴える共産党を伸ばしてほしい」と訴えました。
田村氏は、核兵器の存在に絶望していたが核兵器廃絶を掲げる党の存在を知り「自分にもできることがあると目を開かされたことが入党の原点だ」と紹介。ロシアのウクライナ侵略に対し、「国連憲章を守れ」の声を上げることが無法を止める力だと訴えました。
また、「参院選では暮らしをどう守るかも問われる」と強調。消費税減税や大企業の内部留保への課税、賃上げを進め、「共産党を伸ばして公正な税制、国民が元気の出る経済に切り替えよう」と呼びかけました。
山添氏は「安倍晋三元首相の大国に屈従する外交がロシア覇権主義を増長させてきた。どんな大国にも道理を主張し、憲法9条に基づく平和外交に転換しよう」と訴えました。
上野駅前で演説を聞いた女性(32)は「大企業優遇政治をやめ、給料を上げ内部留保を(庶民に)回せという主張はその通り。『正義ある政治を』という共産党に共感する」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2022年5月8日付より)