有権者の約43%を占める首都圏地域で参院選に向けて日本共産党の風を吹かそうと、27日、各地の駅頭や繁華街で党と後援会は、選挙政策が書かれた「しんぶん赤旗」5・6月号外を配布し、候補者は街頭で有権者に訴えました。
東京都では山添拓参院議員・選挙区候補が強い雨と風の中で早朝に千代田区の東京駅前で全国全都労働者後援会と共に訴え、夕方には同区の神田駅で帰宅の労働者らに訴えました。
山添氏は物価高騰で国民が苦しむ中、始まった補正予算案審議で、岸田政権が提示したのはガソリン高対策と予備費の活用だけで、あとはその場しのぎでまともな経済対策がないと批判。消費税5%の緊急減税、アベノミクスで大もうけした大企業への内部留保課税による最低賃金引き上げなど、共産党のめざす「やさしく強い経済」が経済成長にもつながることを強調し、参院選での共産党躍進、2期目をめざす自身への支持を呼びかけました。
神田駅で「号外」を受け取った会社員の女性(40代)は「野党に注目しています。消費税5%への減税やインボイス中止は根本的に必要な政策。生活弱者を思いやる政策を出している政党に投票したいと思っています。各党の政策をよく読んで決めたいです」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2022年5月28日付より)