日本共産党の山添拓参院議員・東京選挙区候補は11日、練馬区、調布市、狛江市、町田市の都内4カ所を駆け巡り、街頭演説で「何としても再び国会に押し上げて」と熱い訴えを行いました。どこでも聴衆の輪が広がりました。
山添氏は、東京外環道の陥没事故と羽田新ルートに触れ、「もうけ最優先で誰かの命、誰かの暮らしを犠牲にする開発の問題であり、住民無視はあってはならない」と批判し、参院選で政治の姿勢を変える好機だと指摘。3日の参院予算委で学費半額と入学金廃止を求めたことに対し、財源を理由に拒んだ岸田首相の答弁を紹介して、「バイデン米大統領との軍事費増額の約束には財源など一切触れないが、教育費にはお金がないという。あまりに子どもに冷たい政治だ」と厳しく批判しました。憲法を暮らしに生かす政治に変えると強調しました。
練馬区の街頭宣伝で、子ども2人を連れたキシベさん(40歳、都内在住)は投票先を決めるために演説を聞きに来たとして、「もっと子育て予算を増やしたい。男女賃金格差の是正に実績のある山添さんが一番」だと語りました。
同区では、とや英津子都議、坂尻まさゆき区議、市民が応援演説し、調布市では市議補選(19日告示、26日投票)の藤田つとむ候補が決意表明。狛江市では市長選(同)の周東三和子候補が応援に駆け付け、町田市では池川友一都議が勝利に向けて訴えました。
(「しんぶん赤旗」2022年6月12日付より)